茅葺き屋根のある風景を眺める古民家カフェへ
築140年以上の国登録有形文化財である阿部家住宅をリノベした古民家カフェ&民宿。ドライフラワーなどで装飾されたレトロな店内は、小上がりを含め16席で開放感抜群。窓の外には茅葺き屋根の古屋や現役の田畑など、ノスタルジックな風景が広がっています。
オーナーの阿部さんのこだわりは「お客さまに『ケ(日常)』を忘れ『ハレ(非日常)』をゆっくり過ごしていただく」こと。場所の居心地の良さ、ゆっくり丁寧な所作など気遣いのある接客が魅力的です。ランチメニューには、キーマカレーや、オムライス、ガレットなどが日替わりで登場します。飲みやすさを重視して豆を厳選したというコーヒーや、阿部さん手作りの週替わりケーキも人気です。
夏期は古民家民宿として、遠方からお客さんが訪れる
土間を活用したカフェの向こうには、かつての居住スペースをリノベした宿泊者専用のスペースが。天井に張り巡らされている梁、代々受け継がれてきた調度品など、そこかしこに古民家ならではの趣きが漂っています。民宿の利用は1日1組限定。だから宿泊スペースは全て貸し切りでのびのび使えます。コンロなどの用具や食材を持ち込めば庭でバーベキューを楽しむことも。民宿は素泊まりが基本ですが、食事も希望に応じてご用意できるとか。カフェでゆっくり休憩するもよし、貸切滞在で思いっきり自然を楽しむもよし。ジブリの世界に出てきそうな理想の田舎のロケーションを味わいに行ってみてください。